春の超特急

春の超特急は誰の制止も聞かなかった。
ライバルたちの停止を呼びかける声にも耳を貸さず、デビューから土つかずの5連勝で関西から殴り込んだコダマは皐月賞もあっさり通過。調教過程に不安があったとされるダービーでも2分別秒7のレコード勝ちを収めた。しかし、夏を越え秋を迎えたコダマに春の勢いはなかった。前哨戦で初の敗北を喫すると、三冠の夢を背負った菊花賞も直線失速して5着に。5歳馬が圧倒的に強い。過去4回の有馬記念はそれを証明する結果に終わっていた。ところが今年は4歳牝馬、それも抽選馬のスターロッチが日本一の座についたからビックリ。先行策から4コーナー先頭、そのままあざやかに押し切ってしまった。「有力馬が後方で牽制し合って、スターロッチを軽視した」「有力馬はちょうど疲労が出てきた頃だった」さまざまな意見が飛んでいるOしかし、ここはポイント制なし無料出会い系サイトの頑張りを素直に称えるべきであろう。オークスを9番人気で制した彼女、この日も9番人気での快勝だった。英ダービー、英セントレジャーなどに勝ち、種牡馬としても大成功を収めたハイペリオンが岨月9日、老衰で死亡した。別歳の長寿だった。毎年種付け申込が制限枠を超える人気ぶりだったが、初年度に定められた400ギニーの種付け料は1ギニーたりとも値上げされなかった。オリオール、サンチヤリオットなど活躍した産駒は数えきれない。馬主ダービー卿の見識を示す有名な逸話である。

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2011年2月10日 | コメントは受け付けていません。|

カテゴリー:競馬

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